元外資系投資銀行マンのひとり言

グローバルな金融プレイヤーになりたかった。。

台風と働き方改革

さて、この三連休は台風直撃で各地で大変な思いをされている方も多そうです、皆さま兎にも角にも安全第一で。東京(関東地方)ではお休み明けの通勤時間帯の交通機関にも影響がありそうという予報を聞き、最近ほぼフルリモートで家に閉じこもっている筆者は念のため社外の対面ミーティング予定がないかOutlookをチラ見したのみ(もちろんそんな予定は入っていなかった)なのですが、これもコロナ禍を経て在宅勤務が一般的になったからこそできることなのですよね。

 

そもそも筆者が社会に出てから長い間、他の業種はともかく金融業界では仕事はオフィスでするのが当たり前でリモートワークなんて夢のまた夢といった感がありました。台風が来そう、大雪で電車が止まりそうということになれば自費で会社付近のホテルを予約して出社に備える上司や、自家用車で出社を試みる先輩が多数、、それがいつからですかね、無理に出社しちゃダメなんだという風潮になってきたのは。。むしろ最近では部下に在宅勤務や時差出勤を促さないマネージャーは悪といった雰囲気まであるので世の中の変化には驚かされるばかりです。

 

そう言う筆者も若かりし頃はあまりの多忙さに時にはオフィスに寝袋を持ち込んだり、職住近接していたこともあって往復ともタクシー通勤が日常と化していたため、今の若者たちにとってこのようなワークとライフのバランスが果たして良いことなのかどうかよくわからなかったりしています。人生の一時期、仕事漬けになってみることも必要なんじゃないか、、というのはやはり昭和的価値観なのでしょうか。