元外資系投資銀行マンのひとり言

グローバルな金融プレイヤーになりたかった。。

Welcome on board!

20年ほど前、筆者は8年ほど勤めた邦銀を退職し米系の投資銀行に転職したのです。その初日にチームメンバーから届いていたのが表題の「Welcome on board」という一行のメール。

帰国子女でもなく学生時代の英語の成績はよく言って並レベルだった上、社会に出てから仕事で使うメールといえば「お世話になっております」から始まり「よろしくお願い致します」で締めるのが当たり前というドメスティックな世界にどっぷり浸かっていた筆者としては、このあまりに潔い歓迎の挨拶にどう反応すればよいのか、慣れないUSキーボードが装備されたPCの前で暫し固まってしまったことを思い出します。

今では返し方もいくつか思い浮かびますが、Thanks.  I am glad to work with you. とか、Very happy to join the strong team. とでも書いておけば大丈夫でしょう。日本人的メンタリティでは「微力ながら」とか「ご迷惑おかけすることもあるかと思いますが」とかやりたくなりますが、外資系の職場で生き残るために求められるのはいち早く結果を出すために少しでも多くの仕事にアサインされるチャンスを得ることですから、必要以上に謙虚になることはありません。

 

このブログでは筆者が仕事をしながら身につけた英語でのコミュニケーションTipsや、転職にまつわるエピソード、プライベートな出来事などを思いつくままに綴っていきます。